岡の「親子きずなサロン~月とアロマと~」さんとの共同制作。
一冊の本と、そこから生まれた香り、そして言葉を
連詩のように繋いでいきます。
二通目はひつじやの番。
こちらのお手紙へのお返事です。
けれどお返事をご紹介する前に、
月とアロマとさんからのお手紙を受け取ったときの、
ひつじやの驚きをぜひ追体験してみていただきたいのです。
お手紙をひらくと…
月とアロマとさんが貼ってくださった切手(奥)と、
うちにあった本(手前)。
月とアロマとさんの便せん(右)と、
うちにあった本(左)。
そして!!
月とアロマとさんが贈ってくださった本(左)と、
うちにあった本(右)……!
🤔🤔🤔❓❓❓
……双子かな??
びっくりやらうれしいやら、
繋がった空から地上のあちらとこちらに降りた
雪の「ふたひら」が、
香りのなかで再会したような気がしました。
そしてひつじやが手に取ったのは「ふたりが、であった」で始まるこの一冊。
実はこの本を選んだあとにも、
やっぱり別のにしようかしらとたくさんたくさん迷いました。
月とアロマとさんのお手紙には、
たくさんの想いが詰まっていて、
こんな素敵な香りのおたよりに、
わたしも自分のせいいっぱいで応えたかったのです。
そうだ、うちにも矢川澄子さん訳の本があったなあ/
いやいや、彼女の愛した澁澤さんのご本がいいかも/
待てよ、海ではなく大地が舞台のお話はどうだろう/
雪のひとひらが出会ったような「赤い手袋の女の子」のお話もあったはず/
・・・
けれどもやっぱり最後には、
封筒を開いた瞬間の出会いのうれしさと
そして雪のひとひらが長い長い旅の末にたどり着いた
海からお返事したいという想いで
この本に還ってきていました。
それでは、連詩のページをめくってみましょう。
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