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日本の暮らしとアロマ「浜通り高齢者教室」


2017.10/12(木) 10:00-12:00

「浜通り高齢者教室」@白銀公民館


アロマテラピーの仕組みや、

暮らしの中に気軽に香りを取り入れる方法などについて、

お話をさせていただきました。

アロマテラピーについて見聞きしたことのある方は

全体の半数程度だったのですが、

講座が始まる前に館長さんが

「日本にはお香を愉しむ文化が古くからあります」というお話をしてくださり、

みなさま身近な印象を持っていただけたようです。

ひつじやからも、柚子湯やどくだみ、蓬など、

植物を活用した日本の暮らしの智慧をご紹介し、

それらを支えているのが植物の持つ「精油」です、とご説明しました。

「アロマテラピー」という言葉は外国から入ってきたものですが、

それが受け入れられ、親しまれていることの理由には、

日本に根付く

「香りを愉しむ精神性」と「植物とともに生きる暮らし」が

挙げられるのではないかと、感じます。

「柚子湯はあったまるわよね」「よもぎは爽やかで肌にもいいわね」と

うなづいて下さる皆様は、

瓶づめの精油を使っていなくても、

わたしからみれば先輩アロマセラピストのようでした。

また、アロマテラピーは特別な道具がなくても

楽しめるということをお伝え出来たことも、

とても嬉しかったです。

「アロマ」というと

「火をつけて焚くもの」「加湿機に入れるもの」という

印象をお持ちの方もいらっしゃいましたが、

精油には揮発性がありますので

ティッシュペーパーなどに落とすだけで香りが楽しめる、

ということをご紹介いたしました。

もともと植物が、他の生き物にメッセージを送るために作った精油、

わざわざ加熱しなくても空気中に広がります。

これだけでも、だいぶアロマテラピーが

身近になるのではないでしょうか。

みなさまが暮らしのなかで、

柚子湯に入るみたいに、

気軽に、ちょっと楽しく、アロマを役立てていただければ幸せです。

ご参加のみなさま、白銀公民館さま、まことにありがとうございました。

★手軽な精油の活用法については、

アロマフェア実行委員会のコラムでも詳しくご紹介しています。

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