2019.3.18(土) ~ 4.9(日)@八戸ブックセンター
選書した10冊の本とともに物語に登場する香りを実際に愉しむことができる展示です。
小さな星に咲くバラの花の香り、さみしい雪の街に届いたオレンジの香り…
植物から抽出した精油の香りを胸いっぱいにすいこみ、
登場人物たちが香りに出逢う瞬間を味わってみませんか。
この展覧会では、本の中に息づく香りの表現とともに、
植物から抽出した精油の香りを展示しています。
パネルが、クラシックな植物図鑑のようで、とてもかわいいです。
精油の香りはカードに染み込ませ、こんなふうに瓶づめにして、
本の傍らに据えてあります。
カードには、物語の中の香りが登場する一節を引用しています。
ふたを開けて香りを感じながら、
物語の中の情景に想いを馳せてみてください。
好きな香りや、好きな言葉に出逢ったら、
一枚取ってお持ち帰り。
(栞にして本に挟むのがおススメ!)
全部で10冊の本が展示してありますが、
最後の一冊のカードには、香りを染み込ませてありません。
こちらの本は、香りと記憶をめぐる物語。
あなた自身が思い出の香りをつけて、
または、書きこんで完成させるカードです。
会場の一角に、
「植物」をテーマにした、素敵な関連書籍のコーナーも。
ぜひみなさま、言葉の記憶と香りの記憶、
そしてご自分だけの感覚に、出逢いにいらしてください。
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