どたばたしてお伝えしていなかったシリーズ。
3月の出来事です。
田向のヘアサロン lamp hair さんの、
お店の香りを調香させていただきました。
密閉感や薬剤の刺激を、ここちよい香りでやわらげられないか、
というところからスタートしたこの企画。
オーナーさんが豊かなイマジネーションを伝えてくださったので、
とても楽しく調香させていただきました。
お話の中で心にしみたのが、ムエットをお渡ししたときの
「'香水'っていうより、'外の空気'ってかんじですよね」
という一言。
何も言わなくても、植物のいのちは心につたわるんだな、と、
または、
揮発性ってすごいな脳ってすごいな、と
じーんとしました。
木と柑橘の組み合わせから、生まれ故郷高知のお話に。
それなら!と
高知を代表する柚子の香りと、
青森を代表するひばの香り、
まさにこの場所生まれ八戸南郷のラベンダーでつないで、
お店の軌跡を香りの中で描くことにしました。
イメージカラーの、青空みたいなブルーを添えて。
空の下で、ゆずの実もひばの木もラベンダー畑もつながっているみたいに!
香りは言葉を超えるし、
香りはどこまでも言葉とつながる。
それを改めて教えてもらった気がします。
lamp hair さんのことを教えてくださったのは、大好きな kitchenプルトワ さんです。
超おいしいテイクアウトやってます。みんなみて。
わたしに見えるのは、真摯な、やさしい、お店たくさんの、この街です。
うれしいし、ありがたい。
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